芦屋「九条の会」について
2004年6月、大江健三郎さんをはじめ9氏のよびかけにより「九条の会」が発足し、『戦争放棄と戦力不保持を定めた憲法9条を世界に輝かせ、改憲を阻止するため、一人ひとりができるあらゆる努力をはじめよう』とのアピール(一部抜粋)が出ました。
芦屋「九条の会」は2005年5月、このアピールに賛同する市民がそれぞれの思想・信条や政治的立場の違いをこえて「日本国憲法第9条を守る」という一点で手をつなぎ結成しました。
これまで、憲法や平和に関する講演会、学習会、映画会等を通じて、憲法9条の尊さを訴えてきました。現在では2カ月に1度、芦屋市を中心に阪神間の800名をこえるみなさんにニュースをお届けする等平和を守る意識を地域から高めるための活動を行っています。
安倍内閣による集団的自衛権行使容認が閣議決定され、それを具体化する安保関連法制定が行われようとしています。戦後70年間、憲法9条の下、海外で武力行使をせず、一人も殺してこなかった平和国家の根本がゆらごうとしています。まさに「憲法9条が最も危機的な状況」にあります。
私たち芦屋「九条の会」は、このような軍事優先国家は断固許さず、日本国憲法にもとづく平和国家を実現するために活動していきます。
2015年3月1日